皆さんこんにちは!
まだまだ暑い日が続きますよね?明日からようやく8月。暑さもピークでしょうか??
こんな最中、大変な事件が起きました。私がこの仕事(中古車販売)を始めようと思ったきっかけ?後押し?してくれた、血縁関係以外で、間違いなく一番お世話になった方が他界した。まだ70代前半。
私は学校を卒業した後、働きながら富士のフレッシュマンレースに参戦し、ステップアップをしていこうと画策していた。その準備で大型自動車免許も取った(取得後大型自動車を公道で運転したことはない(笑)。取得後30年経過している)。が、言い訳なのだろうが、家庭の事情でレース活動は断念。その代わりに普段の下駄代わりの自動車を弄って楽しむことを覚えた。それが今回他界した自動車屋さんの代表。面倒だったのだろうと想像するが、その店に通い、弄って欲しいことを伝えると大抵『自分でやってみな』と返答が帰ってくる。一番最初にやった作業はR31のブーストアップ作業だったと思う。雨の降る正月に工場の一角を借り、作業したことを覚えている。作業後に体調を崩し肺炎になりかけたと思った(笑)。R31の次にAE86を買い、マフラーやら足回りやらロールバー取付やら、沢山作業をした。そうやって作業をさせてもらえることで、自動車&バイク弄りを覚えていった。最初にも言ったが『自分でやってみな』…とは、そのうち飽きるだろう…を意図していたのだろうが、逆にハマっていった。会社の仕事の関係で暫く足が遠のく時間もあったが、それでも自動車を弄るとなると良く通った。
一番の思い出は今でも所有する【サニトラ】のエンジンを教えてもらいながら自ら組み、載せ替え、キャブもレーシングキャブ(ソレックス)へと交換し、ミッションとデフも交換。足回りは過去に車高調に交換済みで、外装も使えるところはウエットカーボン&FRP化。内装もフルバケ化して走りに多いっ切り振った仕様の車両を作った事かな。時間もお金も労力も一番費やした。
その後は他の客とひと悶着あり、迷惑をかけるわけにはいかず、通わない代わりに工具を自分で買って、自宅で弄る生活をした。これが切っ掛けで中古車販売をする気になった。
今でも自営がスムーズに言っているとはいい難い状況だけど、いつも気遣ってくれていた。そんな矢先の他界だった。
代表は仲間の車両購入&車検をするつもりで準備をしていた。しかし、他界してしまっては、作業が続かない。ここは私がする以外、だれがやると勝手な使命感から登録までを頑張ってみた。問題はあったものの車検整備と車両登録を無事に済ませ、納車も近くなった。時期に納車できるだろう。
いろいろな人がいるから、自分自身がすごいことをしているとは思わないけど、自動車屋に通う連中の中では、一番作業ができるようになったと思う。それが今回の登録&車検の作業の結果だと思う。納車が済めばとりあえずの恩返しができたかな~と思う。
取り留めないが、本当にお世話になったので、複雑な心境ではあるけど、作業を多くできるようにしてくれたこと、本当に感謝します。これからも是非見守っていた欲しいものです。
※本人、写真撮られるの好きでなかったのか?私の記録には一枚も写真がない。良かったのか?悪かったのか??