皆さんおはようございます。
昨日(2/23…天皇誕生日)は、2月とは思えないほど、暖かかったですね。私もだいぶ薄着(ロンティー一枚)になって、日中過ごしました。我々夫婦は花粉症とは無関係なのですが、花粉症の方々にはとっても厳しい季節となるんだろうと、心配してしまいます。そんな暖かな、風も少ない穏やかな一日だったので、思わず?サニトラのキャブ調整をしてしまいました!その様子を下記に記します。
サニトラのキャブはソレックス40φ。2008年に搭載してから、ろくにメンテナンスも調整もせず、過ごしてきましたが、ふと【これが本当の実力なのか!?】と疑問に思い、一切合切、私の知る限りの調整をして、今よりも高次元な性能を発揮させようと、奮起してみました。私のサニトラの仕様はこんな感じです。
●A12 ➡ A15(もちろん公認)
●ヘッド面研
●ポート段付き修正&研磨
●0.8mmメタルガスケット
●まつおか74度カム
●ソレックス40φ
●クランクバランス取り
…くらいのファインチューンです。馬力は測った事ないですが、目指せ100psってところでしょうか。
調整をするにあたり、まずはこんなものを用意して、始めます。
1.事前準備と必要なツール
●暖機運転 … エンジンが完全に温まった状態から調整を始める
●キャブバランサー(シンクロテスター) … 吸入空気量を測定するために必須
●点火系の確認 … プラグの焼け具合、点火タイミング等が適正であることを先に確認する
私の場合、点火系はハイオク仕様に合わせており、プラグの焼け具合も一応、きつね色であったことから、特に調整はしなかったです。(写真なくて失礼!)
準備ができたら、【油面調整】から開始します。これができていないと、同調を見ても、再度やり直し…になってしまいます。
2.油面調整
●暖機運転後、1番キャブと2番キャブの上部を外し、メインジェット(要はジェットブロック)も外す。
●油面ゲージで油面を測る ➡ 油面ゲージがなければノギスでもOK!ノギスの場合、ノギスの芯を徐々に下降させ、油面に触れたところで止めて測定。油面に触れると油面が揺れるのでわかります。慎重に下降させることがポイント!
私の場合、1番キャブが23mm、2番キャブが25mmで全然狙い通りとはなっていなかったです。これをストリート向けの20mmに合わせます。調整する場所は二枚目の写真の中央部にある調整ネジです。10mmのナットの中に、調整ネジがあります。ここで油面を上下させます。一度調整したら、15秒程度アイドリングさせ、油面を安定させます。その後再度測定し、理想とする油面に調整します。
ちなみに、ストリート:19mm~20mm、峠・サーキット:20mm~21mm…だそうです。※亀有HP参照

油面調整が済んだら、いよいよ同調調整を行います。
3.同調調整
●リンクの切り離し … 前後(1番キャブと2番キャブ)が、完全に独立して動くようにアクセルワイヤーからのリンクを一時的に外すか、緩める。
私は、シャフトと繋がるポイントを緩め、アクセルを煽っても、リンクが動かないようにしました。
●基準キャブの設定 … 通常、アクセルレバーに近いキャブを基準にする
●吸入量の測定 … エンジンをかけ、各キャブの吸入口にキャブバランサーを当て、数値を読み取る
私の場合、1番キャブが3.9kg、2番キャブが4.2kgでした。
これを使いました。サニトラはエンジンルームに余裕が少なく、ファンネル付き(特に長いファンネル)だと、ストラット側に近づきすぎ、バランサーが入らないことが多々あります。なので、ファンネル(又はエアクリーナー)を外し、バランサーを当て、測定する必要があります。ちなみにファンネルをとってもこのバランサーは入りません。※治具を作れば、測定は可能。
私はスペースを考えなかったので、二つもキャブバランサーを持つ羽目になりました(笑)。
●同調スクリューで調整 … キャブ同士を繋いでいる同調スクリュー(アジャストスクリュー)を回して1番キャブと2番キャブの吸入量を同じに設定する
私は1番キャブに合わせ、3.9kgにしました。
アジャストスクリューはアクセルリンクの近くにあります。
●アイドリング調整 … 同調が取れたらパイロットスクリューで希望の回転数(800~1,000rpm程度)に合わせる ➡ いったん完全にスクリューを締め、そこから2回転戻します。2回転戻した後、だいたい前後半回転の範囲で調整すると、アイドリングは狙い通りになると思います。
ソレックスの各部の名称はこちらを参照
ここまでが簡単ですが同調調整です。
その後私は、ジェット類を戻しました。外したリンクを繋いでアクセルで煽れる状態に戻しました。この時、各部のリンクの見直し(特に長さ調整)をしておくとよいでしょう。せっかく同調が取れても、長さが違うとバタフライの開度が異なり、調整が発揮されません。アクセルで煽れるようになったら、ようやくジェット調整です。っとここまで調整をしました。
ジェット・プラグの確認はこれ以降になります。とりあえず、低回転域の調子か気に入らなく、この作業を始めたので、パイロットジェットを50番 ➡ 55番に変更しました。メインジェットの調整はプラグの焼け具合を見てから今後行います。現在のジェットは、
エアジェット : 190番
メインジェット : 145番
パイロットジェット : 55番
ポンプジェット : 40番
このセッティングも楽しみです。
ここまでの作業で一番大変だったのは【ファンネルの取外しと取付け】です。油面調整や同調調整は、作業的には重くないです。やらない手はないです。
是非皆さんも挑戦してみてくださいね!
続きのジェット調整は、いつ上げられるのか分かりませんが、お楽しみに!


